定時制高校卒業した高校4年生の大学生活~ときどき思い出~

中学校まで優等生で通ってきたのに、県内有数の進学校に進学してはじめての挫折!4年かけて高校卒業した上京先には、想像もできなかった日常が待っていて…………!?学生寮のなかまたちと大学生活のカオスな日常。

いつだって、1番にはなれなくて。

遅刻しそうで駅まで15分の道ダッシュしたら、冬の窓についてる結露みたいに汗出た。

 

 

どうも、高校4年生です。

 

英語の授業で、オンライン単語テスト受けたら100点中98点で、ふと思い出したことがあったので、書きます。

 

98点、佳作、95点、5位、10位、97点、99点、銀賞、、、、

 

中学校の時に取ってた点数と、順位と、賞。

 

たいていの人がこれを見たら、【すごいね】って言う。

 

私も嬉しかった。この結果を見た最初の10分くらいは。

 

 

けどすぐに、襲ってきた。

 

「また、か」って。

 

いつも惜しい。あと一歩。

 

100点じゃない。

1番じゃない。

 

そんなことばっか考えてた。

 

いつも上に誰かがいることを思い知らされる。

 

いつも平凡なミスで点を落としてしまう自分が嫌いだった。

 

いつも不完全みたいで、全然満たされなかった。

 

「真面目な優等生」なのに、「勉強だけが取り柄」なのに、

勉強で1番になれないワタシには、何もないじゃん。

 

当時感じてた晴れないもやもやは、きっとこれだと思う。

 

頑張ってる自分を、全然認められなかったし、ワタシなんて全然頑張ってない、って、めっちゃ自分否定してた。

 

そして今日の英語のテストも100点中98点で。

 

「あぁ、またか、」ってなった。

 

かわってないのかな、あの頃と。

 

100点じゃなきゃダメ、1番じゃないなら意味が無い。

って思ってたけど、

 

そんな私にも一度だけ1番を与えられたことがある。

 

定時制高校、最後の学年の秋。

全日制で言うなら、クラスマッチみたいなやつが開催されて、私は友達3人でクッキングに参加した。

 

出されたテーマに沿って、料理を作って、先生に味見をしてもらって、一番おいしかったグループが優勝!みたいな競技(?)だった

 

私がリーダーになって、友達誘って参加して、見事に優勝した。

 

それが、はじめて1番になった体験。

 

嬉しかった。

みんなに拍手される。

ステージに立つ。

校長先生から賞状を貰う。

 

けど気づいた。

全然満たされねーーーーーー(^p^)

 

まぁ嬉しかったけどね!!!

 

1番でも、1番じゃ無くても、満たされないのは、私の心に問題があったからなのかも。

 

まぁ中学校よりはくよくよしなくなったし、自分を否定することも減ったけど、

勉強って過程よりも結果が重視されるじゃないですか。

 

だからまぁ、勉強だけが取り柄だと思ってた私は、結果ばかり気にするようになってしまったのかなぁと……

 

結果がよくないから、それまでの過程も自分も、全部否定しちゃって、「自分なんもない」になる…………

 

真面目な自分嫌いだったし、「真面目」っていわれるのほんっっっっっっとに嫌いだった。。。

 

けど、「高校4年生の良いところって、真面目で吸収欲があるところだよね」って言われたとき、すごく救われた。

 

その人の言う真面目は、受け入れられたというか。

 

それから、自分の良いところは真面目なところですって言えるように。

 

真面目って良いことなんだな、長所なんだなって。

 

だから、真面目さなら負けない、って言えるようになりたい、いつか。